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片思い?~Aさんの話(3)~
片思い?~Aさんの話(2)~の続き。

ぜんじーが先輩と一緒に仕事をするようになって10ヵ月後のこと。
Aさんからスノボに行こうと誘われた。


Aさんの友人2人と一緒に新潟まで。

Aさんと旅行というだけで嬉しくて、ぜんじーはすぐに、「行きます!」と返事をした。


金曜日の仕事を終えて家に帰り

ボードやブーツを持って待ち合わせ場所に行くと、

車の後ろの席に座ったAさん、

前の座席にAさんの友人の男性2人が座っていた。


ぜんじーは初対面の2人の男性と挨拶をしたが、

その時、ぜんじーの直感で、運転席に座っている男性が

Aさんの彼氏だとわかった。


なんとなくガッカリした自分がいたが、

そういうネガティブな気分を打ち消そうと

車の中では陽気に振舞った。



スノボ自体は楽しくて、早朝から夕方まで、何本もたっぷり滑った。

Aさんの彼氏(と思った人)は運動神経が抜群らしく、

滑っているフォームがカッコよかった。


顔はお世辞にもかっこいいとは言えないのだが、優しい話し方で、

好感が持てる人だった。



帰りの車も、ぜんじーとAさんは後部座席に並んで座った。

一日中滑った疲れが出たのか、知らないうちにぐっすり眠ってしまった。


ふと目が覚めると、ぜんじーは自分の左肩に重みを感じた。

Aさんが、ぜんじーの肩に頭を持たせかけて熟睡していた。

肩を揺り動かさないように気をつけながら、横目で窓の外を見ると、関越道は少し渋滞。

車は断続的に、少し進んでは止まる、を繰り返していた。

前方の席では、Aさんの彼氏(と思っている人)とその友達が、

ラジオを聴きながら時々ぼそっと話をしていた。



ぜんじーは一度目を閉じ、少しだけ目を開けてAさんの顔を見た。

Aさんの顔を、初めて至近距離で見た。

少しだけ唇が開いていて、あどけない表情で眠っていた。

年上なのにかわいく思えた。


ぜんじーは、もう眠くなかったが、眠ったフリをして、

ぜんじーの肩にもたれたAさんの頭に

そーっと自分の頭を持たせかけた。

このまま、車が東京に着かなければいいのに・・・と思いながら。



最初に車を降りたのは、助手席に座っていた男性だった。

「タクシーみたいになっちゃうから。」

そう言って、目を覚ましたAさんは、助手席に移動した。


ぜんじーは後部座席に1人になった。

前の席の2人が会話する声をぼんやり聞きながら、

また目を閉じていた。


ぜんじーが自分のマンションの前までたどり着いたのは、

深夜も2時を過ぎた頃だった。


「送っていただいてありがとうございます。

楽しかったです。おやすみなさい。」

2人を乗せた車が去っていった。


なんとも言えない寂しい気持ちになったが、憎しみや妬みなどは感じなかった。


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2007.07.18 (Wed) 12:00


COMMENT
ぜんじーさん こんにちわ^^*
朝も 更新してくれてたんですね♡
Aさん との 思い出は、、、明日で 完結?なのかな。。。
ん~。。。 好きな人が 乗っている 車を 先に降りて、車が見えなくなるまで 見送るのって、 とっても 切ない。。。;; そこに 立ってる自分が ぽつ~ん ってね。。。;;
今日は イッチーさんが 来てくれるんだぁ~ いいなぁ^^*
少し 遠出の デートは とっても新鮮で 楽しいですよね。今頃 お腹いっぱい 胸いっぱい♡ かなぁ。楽しんでください♪
FROM ゆか 2007.07.18. (Wed) 13:51 URL [EDIT]
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