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イッチーとの恋?(13)-完結
12の続き。


イッチーから「眠れないの?」と声をかけられて、ぜんじーはしばらく葛藤していたが、もういいや!と思い切って、イッチーに言ってみた。



「イッチー、一緒に寝よう。」


(・・・わー。言っちゃった言っちゃったー!言ってもーた!!!何言ってんの?? by 理性ofZ)


一瞬、間があったが、イッチーは「うん」と頷いて、ぜんじーのベッドに入ってきた。



2人で並んで寝ても問題ない広さだった。

イッチーも眠れないらしく、ベッドの中でくだらない話をした。



話してる途中で意図せず手がふれあった。慌てて離した。


ドキーン。

(ぜんじー、だめだめ、だめだよー!さあ、他のこと考えよう!明日はどこに行こうか?何食べようか? by 理性ofZ)


頭を切り替えようとしたが行動は正反対で、

ぜんじーはイッチーの手をにぎりしめていた。


シーンとした室内に、自分の鼓動だけが響いている錯覚がした。


握った手がドキドキドキドキしているが、ぜんじーのドキドキなのか,
イッチーのドキドキなのか分からなかった。



(落ち着いて・・・。イッチーが困ってるよ。嫌われるよ!! by 理性ofZ)


ぜんじーは少し我に返った。


「イッチーごめん。びっくりした?手・・・(頑張って)離すね。」

声がかすれていて自分もびっくりした。


イッチーは何も言わなかった。ぜんじーの手はイッチーに握り返された。


イッチーの指がぜんじーの手の甲をやさしくなでた。



理性が脆くも「バイバーイ!」と飛んで行った。
(役に立たなくてごめんね by 理性ofZ)


「もうガマンできないよ!」と発して、イッチーに覆いかぶさっていたのだった・・・。

※自分では覚えていないのだが、後日イッチーから、こう言ってたと聞かされた。・・・ばかだね~。



窓からの光で目が覚めた。

いつの間にか眠っていたらしい。時計を見たら午前9時だった。


喉がひどく渇いていたので大量の水を飲み、

窓の外を眺めていたら、イッチーも起きてきた。


ぜんじー: 「ごめん、昨日・・・。」


イッチー: 「ううん・・・」


ぜんじー: 「あのさ、」


イッチー: 「なに?」


ぜんじー: 「逆だったね。順序が。」


イッチー: 「何の順序?」


ぜんじー: 「自分が昨晩あんなふうになるとは予想してなくて。先にちゃんと言おうと思ってたんだけど・・・。」


イッチー: 「・・・」


ぜんじー: 「イッチーのことが好きだよ。」



イッチー: 「ありがとう。私もぜんじーのことが好き。」



こんな展開で、ぜんじーとイッチーとの恋がパンパカパーンと始まったのだった。




イッチーって女性同士の恋愛に罪悪感を感じてたんじゃなかったっけ?

ぜんじー、反則じゃないの?


つっこみどころは満載だろう。

自分たちもそう思った。


しかし、恋というのは頭でするもんじゃない。

ハートとボディーでするものだ!!!


気づいたら好きで好きでしょうがなくなってた。

それが恋愛なのである。


ひとまずこのシリーズは終わり。別タイトルで書きますね。

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2007.04.18 (Wed) 21:53
イッチーとの恋?(12)
11の続き。


仕事がひと段落し、ぜんじーは土日とくっつけて5日間の連休をゲットできた。


休みの初日が水曜日で、イッチーも水曜・木曜と連休が取れたので
千葉の南房総へ一泊旅行することにした。



ぜんじーは何年もバイクばかりで車の運転をしていなかったため、
イッチーの運転で行った。

イッチーも久しぶりの運転。
しかもレンタカー。
はじめは2人でびびってキャーキャー言っていた。


アクアトンネルを走っている途中でぜんじーは眠ってしまって
(前の晩はコーフンで眠れなかったのだ)
起こされて気づいたら海が見えた。

ハワイみたいな南国の木が並んでた。


天気が良かったこともあり、海は水面がキラキラしてきれいだった。
風も気持ちがよかった。

ホテルは海のそばだった。車と荷物を置いて砂浜へ行った。

砂浜でパラソルを立ててシートを敷き、ビールを飲んだ。
(昼間の屋外で飲むのは、この上ない大人の楽しみである)

シートで寝転んで話したり、砂浜でビーチフラッグごっこをして遊んだりした。


夜は寿司を食べてホテルに戻ってきた。

スパに入ろうと誘ったら、イッチーは恥ずかしがって「後で入る」ってさ。

すっきりして部屋に戻った入れ違いに、イッチーがスパに行った。


ぜんじーは、部屋のテーブルと椅子、照明を窓の外が見えるように動かして、
海の見えるバーをイメージ。


お酒とつまみを用意した。


イッチーが戻ってきたので、かしこまったフリで「いらっしゃいませ。」と迎えると笑ってた。(ちなみに服装は持参のジャージである)


飲みながらイッチーを見る。

すっぴんのイッチーを初めて見て、かわいいな~と思った。


1時を過ぎたので、寝ることにした。


ツインの部屋だったのでベッドは別々。


「おやすみ」と言って照明を消し、ぜんじーは窓側のベッドに入った。



ベッドに入って目を閉じたが、寝つきが悪い。

寝つきの良さは自慢だったはず・・・。



ごそごそ寝返りを打っていると、イッチーが「どうしたの?眠れないの?」とぜんじーに声をかけた。


長いので13までいきます。

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2007.04.18 (Wed) 21:48
イッチーとの恋?(11)
10の続き。


イッチー: 「今でも彼女だった人のこと好き?」

ぜんじー: 「友人としてね。恋愛感情は全くないよ。」


そう、ぜんじーとKは、年月を経て友人に戻った。

Kの結婚式にも出席し、お祝いのスピーチもした。

そのときも、心から幸せになってほしいと思えた。

Kは今、東京にいる。

たまに会ったりもする。

Kが悩んでいたら力になりたいと今でも思うが、それは恋愛感情ではなく友情だ。

過去の話を口にすることもない。


ぜんじー: 「後悔もしてないし、あのとき完全燃焼しきった感じかな。」

イッチー: 「いいなー。私も本気で人を好きになれるかな。」

ぜんじー: 「ナレルヨ~!ダイジョブダイジョブ(なぜか外国人風日本語で)。」


どうすれば人を好きになれるの?と聞かれたので、こう答えた。

「まずは自分を好きになることだよ。」


イッチーは黙って、考えるような表情をした。


イッチー: 「・・・深いね~。」

ぜんじー: 「深くないって。そのままだってば。」

イッチー: 「自分を好きになるって、難しくない?」

ぜんじー: 「そうかな。ほんと?う~ん・・・。あんまり考えずに言ったから、雰囲気で受け止めてよ。」

(いい加減である)

イッチー: 「はーい。」

(素直である)


もう外が明るくなりかけていた。時間の感覚がなくなっていた。
2人とも仕事があった。


ぜんじー: 「じゃ、そろそろ帰るね。片付けようか。」

イッチー: 「ううん。そのままにしておいて。後で片付けるから。」

ぜんじー: 「ごめんね。長い間おじゃましました!」

イッチー: 「いえいえ。」

ぜんじー: 「居眠りしないように頑張ろうね。」


帰ってシャワーを浴びて間もなく出社したので睡眠不足のはずだったが、元気だった。


昼休みに携帯からイッチーあてにメールを送った。


To: イッチー
Sub: イッチーのいいところ10連発!

1.やさしい
2.空気が読める
3.お酒が飲める
4.センスがいい
5.神秘的
6.スタイルがいい
7.芯が強い
8.話がおもしろい
9.かわいいところがある
10.仕事がんばってる

どう?いいところがたくさんあるよ。
自分のこと、すぐ好きになれそうでしょ?



この日から1ヶ月間、ぜんじーは仕事が忙しくなり、睡眠3時間の日が続いた。
その間も、イッチーとのメールは毎日続いていた。


ぜんじーに変化が表れた。

・毎朝シャッキリ起床する

・聴く曲はラブソングが増えて、今まで何とも思わなかった歌詞やメロディーに胸がきゅんとする

・元気なのに、時々食事が喉を通らず3Kgダイエットに成功


ぜんじーは鈍感なので、これが恋煩いだということに気づいていなかった。


つづく。

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2007.04.18 (Wed) 19:32
イッチーとの恋?(10)
(9)の続き。


そんなこんなで(巻いていこう・・・) Kと付き合うようになった。

2人でいると幸せだった。
バイトはしていなかったので小遣いは限られていたが、それなりに楽しくデートをしていた。


高2の後半は、楽しいうちに過ぎ、高3になった。
Kとは別々のクラスになった。
ぜんじーは部活を引退し、友人達も受験モードに切り替わった。


ぜんじーは家を出て、東京の某大学に行くことを目標にしていた。

Kも東京にある別の大学に、志望変更した。
東京に行ったら一緒に住もうね、と励ましあいながら、2人で毎日、図書館で勉強していた。

図書館が閉まった後は、Kの自宅に行って勉強の続きをした。

しかし若いので、2人きりでいると、どうしても違う勉強を始めてしまう。

Kの母親が食事の差し入れを持って階段を上がってくる音が聞こえてくるや否や、瞬時に単語帳を開く技を2人は覚えた。
足音が聞こえない時があってドキっとしたこともあるが、幸いにも服を着ていたので、苦し紛れに「プロレスの技をかけあっていた」と言い訳をした。

ある時、大事な受験を控えているのに、このままではだめだ、と、真面目なぜんじーは考えた。
センター試験1ヶ月前から二次試験が終わるまでは禁欲(?)を貫こうとぜんじーが提案し、学校以外で、Kと2人きりで会うことを我慢することにした。夜の長電話もやめようと言った。


ぜんじーは、Kと一緒に生活するためには、まずは自分がしっかりしなければ、と思っていたので、そのような提案をしたのだが、Kにはうまく伝わらなかったようだ。

春が来て、東京に行くのはぜんじー1人だった。Kは地元の大学に行った。遠距離になった。


Kの行った大学には地元の友人がかなり入学していたが、ぜんじーの大学には誰もいなかった。
ぜんじーは新しい環境に適応しようとして、サークルや飲み会に参加した。

それがKには不安だったらしく、電話で怒られたり泣かれたこともあった。

でも、ぜんじーはKのことが変わらず好きだった。
当時は携帯を持っていなかったし電話代もかさんだので、手紙を書いた。
ほぼ毎日、便箋に3枚書いた。
5月の連休も夏休みも会いに行った。


高2の秋からKと付き合うようになって丸二年が経とうとする頃、深夜にKから電話があった。
Kは泣きながら、「ほかに好きな人ができた。」と言った。男の子だった。
ぜんじーと付き合っても、人前で手もつなげないし、付き合ってることも内緒にしなければならないから、もう耐えられない、と言われた。

ぜんじーは信じられない思いで、本気かと何度も尋ねた。
本気だと言われた。


電話を切って、ぜんじーも泣いた。
2週間、食欲がなくなって5kg痩せた。何ヶ月も立ち直れなかった。


女性と付き合った経験はあるが、別れはすごく辛かった。別れの理由が悲しかった、と、
ぜんじーはイッチーに話した。

(長かったけど、やっと現代に戻ってきました。ぜんじーもほっとしております。今後は寄り道せず普通に展開します。)


続く。

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2007.04.17 (Tue) 02:48
イッチーとの恋?(9)
(8)の続き。

体育祭の前日、昼休みのことだ。
Kとぜんじーは体育館の階段に座って話していた。

ぜんじー: 「ぜんじーがリレーで1位になったらKは何かしてくれる?」
K: 「ジュースおごってあげる」
ぜんじー: 「ジュース?もうちょっとぜんじーが喜びそうなものにしてよ。」
K: 「喜びそうなもの??? 分かった。考えとく。」

些細な約束だった。
でも、Kと2人だけの約束をしたことが嬉しくて、テンションが上がった。


体育祭は晴れ。

ぜんじーが出るリレーは午後からだったが、朝から興奮状態だった。

昼食で弁当を食べているときに、Kが「がんばってね」と声をかけてくれた。
「がんばるぞぉー!!!」
マンガ風に表現すれば、瞳の中で炎が燃えさかっている状態だった。
(そのとき撮影した写真がアルバムに入っているが、瞳孔が開いている。お見せできないのが残念だ。)


リレーが始まった。
チームは4人でぜんじーがアンカーである。6チームの対抗戦だ。

第一走者はトップで帰ってきた。いい調子。

第二走者もトップで帰ってきた。余裕かも!

しかし、第三走者がぜんじーにも劣らぬお調子者で、応援席に手を振っている間に抜かれた・・・まじですか~???

第三走者から、2位か3位の微妙なところで、ぜんじーはバトンを受け取った。

アンカーはトラックを2周走る。ぜんじーは全速力で飛ばした。先頭走者の背中だけを追いかける。

1周目が終わろうとするところで先頭走者に追いついた。

あともう少しで追い越せる・・・と思ったら、急に苦しくなってきた。
これまで感じたことのない苦しさだ。でも、絶対に一位になりたい。

限界に達したのか、一瞬、頭が真っ白になった。

すると、身体が軽くなった。呼吸も全く苦しくない。

あれ?あれ???ヘンな感じ・・・。スイスイ走れるよ~。わっはっは!!

嘘のようだが、軽々と先頭走者をかわし、ぜんじーは1着でゴールした。

(後日、部活の顧問に「ランナーズハイ」って言うんだと教えてもらった。)



体育祭が終わって放課後、ぜんじーは教室に1人、窓際の席でボーっとしていた。

疲れて眠くて、しばらく動きたくなかったのだ。

部活も休みだった。


Kはどこかに行ってたようだったが、教室に戻ってきて、ぜんじーの席までやってきた。

K: 「一位おめでとう。かっこよかったよ。」

ぜんじー: 「(気持ちニヤケて)・・・約束は?」

K: 「はい、これ。」

Kは冷えたポカリスエットの缶をぜんじーに手渡した。

ぜんじー: 「え~。ポカリ~?」

K: 「ポカリじゃだめ?」

ぜんじー: 「もう水飲んだよ・・・。お腹チャポチャポ言ってるよ・・・。」


Kは「ナマイキなやつめ!」と、机の上にあったジャージの上着でぜんじーの顔を覆った。

顔を覆われて何も見えなくなったが、はねのける気にもならず、されるがままにしておいた。


突然、柔らかい感触がした。


ジャージをかぶったぜんじーの頭は、Kに抱きしめられていた。

何秒間か経って、腕がほどかれた・・・。

次に、唇に何かがふれた。少し、真ん中からズレてたけど。

もしかして、もしかして、もしかしてこれって・・・。ぜんじーは、再び頭が真っ白になった。


ジャージを取ってKの顔を見た。Kの瞳は潤んでいた。

多分、それを見つめるぜんじーの瞳も潤んでいただろう。


Kから、Tくんと別れたことを聞かされた。

この日を境に、ぜんじーはKと付き合うことになったのだった。


つづく。

(長い・・・早く現代のイッチーとの話に戻らなければ・・・)

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zenzzy_highschool


2007.04.15 (Sun) 19:38
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